山口工材(株)創立50周年記念誌

その後、常盤中学校、山口県立宇部商業高等学校を卒業し、宇部スレートに入社。当時工場等の屋根に多く使われた スレートの販売に携わった。 転機は、昭和48年(1973年)、26歳10ヶ月の独立。マツダの防府市進出が決まったことから、スレート工事が増えると考え て、7名が発起人となり、波型スレート工事の施工と販売を目的に、7月に山口工材株式会社を設立した。初めは、発起人 の一人である松本雄彦が社長に就任したが、熊本県在住であったため、実質的には専務の古松孝蔵が、営業、現場施 工の段取り、職人探し、請求・集金とすべてをこなした。 当時は、工場建設や農業倉庫等で全盛期であったスレート工事の施工からスタート。スレート工事・販売の会社は他の 地域にも複数社あり、その中で時代の変化を先取りして、昭和52年(1977年)、スレート工事に加えて、屋根工事と内装仕 上げ工事の請負及び施工に事業を拡大している。この展開がなければ、当社の今はなかったであろう。 1978 1979 1980 1981 1982 マツダ防府工場 西浦地区(2018年撮影) 設立当時に行ったスレート工事(2022年撮影) 昭和53年頃の防府駅 (昭和53年) (昭和54年) (昭和55年) (昭和56年) (昭和57年) 1979(昭和54年) [国] ・第2次オイルショック [県] ・山口県立美術館開館 1981(昭和56年) [市] ・市役所南庁舎完成(現4号館) ・新図書館が桑山に開館 1978(昭和53年) [市] ・新「新橋」開通 YAMAGUCHI KOUZAI 09

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