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施工事例

防府市新庁舎(庁舎棟・福祉棟) 建設(建築主体)工事

防府市新庁舎(庁舎棟・福祉棟)

施行開始・完了日 令和6年1月5日~10月18日
工事内容 内装工事
使用材料 【庁舎棟1階・福祉棟1階】
・軽鉄下地材(JIS材・一部高耐食使用):(株)桐井製作所
・ボード下地(GB-R12.5・GP-S12.5・GB-NC9.5・GB-R-H9.5・GB-F12.5・21):チヨダウーテ(株)・吉野石膏(株)→三政物産(株)
・天井材
(ニュータイガートーン):吉野石膏(株)→三政物産(株)
(ギンガ4):大建工業(株)→三政物産(株)
(Mルーバー塗装仕上げ):(株)桐井製作所
・壁・天井材(ガラスクロス):旭ファイバーグラス(株)→三政物産(株)
・不燃メラミン化粧板(セラール):アイカ工業(株)→三政物産(株)
・天井点検口・見切:(株)創建

主任者からの一言
今年の1月より新庁舎の内装工事を担当させていただきました。
まずは防府市新庁舎の説明を簡単にさせていただきます。
防府市の庁舎は1954年に建てられて老朽化が進み、震度6強以上の地震が起こった際に倒壊の恐れがあるなどとして、一昨年から建て替えが進められています。
庁舎棟は8階建てで、市民の利用機会が多い手続き窓口は1~3階を中心に低層階に集約し、授乳室やバリアフリートイレを設置するなど誰もが使いやすいように設計されています。
防災拠点としての機能強化のため免震構造を採用していて、災害時にライフラインが断絶しても1週間は電気を供給できるそうです。
今後は敷地内に防府警察署が移転予定で多くの行政サービスにも対応可能になります。

行政サービスがワンストップで出来るので、防府市民としてありがたいです。
開庁は令和7年1月6日予定です。

話は戻りますが、弊社は庁舎棟1~3階と福祉棟1階を請け負いました。
ワンフロアが広いので、庁舎棟1階・福祉棟1階は山口工材(株)で施工し、庁舎棟2階は木原総建(株)様、庁舎棟3階は(株)ケイ・トラスト様にお願いしてフロアごとの施工になりました。

特に印象に残っていることは、天井の施工になります。
軽天材のMバーが仕上げの天井が半分近くあり、かつ斜めでパターンも数種類ありました。
私自身は初めてのMルーバー仕上げででしたが、職長の杉本さんはもちろん過去に経験があり、『こうしよう、こうすればいい』とたくさん案をだしていただき、元請とも交渉が出来ました。
いろいろと問題が生じたこともありましたが、3社の職長や職人が打ち合わせをして、一丸となって施工する姿を見て、とても感慨深いものがありました。

無事に11月2日に竣工式も終わり、いよいよ開庁が近づいてきました。
1階には売店もあり皆さんが立ち寄れます。近くを通ったときは是非天井を見てほしいです。
現場に入っていただいた職人の皆様、何回も無理を聞いていただいたメーカーの皆様、大変お世話になりました。
また今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。