「かもしれない」行動を取りましょう!!
今月の労働災害・無災害1000日運動15日目
交通事故2件発生 (物損・人身)
R7年5月30日 PM12時20分
某現場の駐車場、バック駐車していたトラックに乗り込もうとドアを開けた際、隣に駐車していた車両がバックしてきてドアに衝突。
相手側の後部ドアが凹む。相手側の後方確認不足と、当事者の不注意。
R7年6月5日 AM6時10分
自転車通勤中、横断歩道のある三叉路の交差点に進入する際、右方から車が来たので、車を先に通過させようとしたが「止まれ」の標識で相手が止まったので交差点に進入。しかし、相手はこちらに気付かず発進し衝突した。相手側の左方確認不足。(打撲・擦り傷 休業なし)
※軽傷で済んで安堵したが、ヘルメットを装着していなかった。
義務化ではないが、万一の場合に備え、ヘルメットの装着が望ましい。(社長)

***「だろう運転」から「かもしれない運転」へ***
希望的観測の「だろう運転」から、不測の事態を可能な限り予測する「かもしれない運転」に変えることが、事故を減らすもっとも効果的な方法です。
「だろう運転」
「こちらが優先なのだから車は交差点に進入してこないだろう」「車通りが多い道路だから歩行者は飛び出さないだろう」
「かもしれない運転」
信号のある交差点での右折時は、対向車が「加速してくるかもしれない」
見通しがよく流れのスムーズな道路、「前の車が急ブレーキを踏むかもしれない」
住宅街では玄関や塀の陰から車や人が飛び出してくることがあります。また、路肩に駐車した車が急にドアを開ける可能性もあります。「こちらの存在に気づいてないかもしれない」
狭い路地で歩行者や自転車のそばを通る際、「飛び出しや転倒をするかもしれない」
人は運転に慣れれば慣れるほど、その慣れを「成功体験」と思い込み、楽な方へ楽な方へと独自の安全ルールをつくってしまうようです。周囲の車が「だろう運転」をしているかも?と考え、より慎重な運転を心がけましょう。
これは歩行者や自転車も同様だと思います。運転手はこちらの存在に気づいてないかもしれません。運転しているのは「人」です。「つい、うっかり」は誰しも経験があるでしょう。
車両側も歩行者・自転車側も「かもしれない」行動を取りましょう!!
今月もご安全に!