「寒暖差疲労」「寒暖差アレルギー」対策をしましょう
今月の労働災害・無災害1000日運動129日目
10月に入って、慌てるように彼岸花が咲いています。
今年の異常な暑さは色々な作物に影響を与えているようです。
長い月日を費やした結果が収穫半減・・・。
どれほど落胆していることでしょうか。
今日は寒いと思ったら、また真夏日とシーソーなような気候です。
この気温差。1日7℃以上の気温差があると「寒暖差疲労」「寒暖差アレルギー」等、不調が出やすくなります。様々な症状に苦しんでいる人も多いはず。
寒暖差は私たちの身体にとって大きなストレスであり、自律神経にも負担がかかります。そのため体が寒暖差に適応しようとエネルギーを消耗、疲労が蓄積し、疲労感・倦怠感などを中心とした不調が出ます。
寒暖差アレルギーの症状は、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、咳など。花粉症とは違って目の症状(目のかゆみや充血など)が出にくいのが特徴です。
これまで不調を感じやすかったのは、春・秋でしたが「季節外れの〇〇」という天候ばかりなので1年中気にかけた方が良いかもしれません。
- ① 規則正しい生活
- 自律神経にとって不規則な生活はダメージが大きいです。
朝起きて日光を浴び、日中は適度に動き、夜になったら寝る、栄養バランスの良い食事を腹八分目、ストレスを感じたら十分な休息を取る等を意識しましょう! - ② 脳腸相関
- 脳と腸が互いに影響し合っていることを言います。
免疫系、内分泌系、神経系を介して、脳と腸はさまざまな情報交換を行っています。
腸が健康でいられれば、お腹の調子が良いだけでなく、自律神経をはじめ、心身のバランスも整っていきます。ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品などを取り入れると、お腹も心も喜んでくれます。即効性はないですが、続けていくと効果が出てきやすくなります。 - ③ 体温調整のできる服装
- 寒暖差が大きいと、朝晩と日中適切な服装が変わってきます。
簡単に脱ぎ着できる服装を選びましょう。 - ③ 入浴で首まで浸かる
1日の冷えがリセットされているようなイメージ。
寒暖差疲労では体が冷えたりのぼせたりすることで、体内の熱の分布がおかしくなっています。そこでお風呂にゆっくり浸かると冷えて滞った血流が良くなり、全身が温まります。
首には重要な神経がたくさん通っているので、自律神経を整えるのに大切な部分です。
首を温めることでさらにリラックスができ、首・肩こりも楽になります。- ④ 首のストレッチ
- 私たちの日常生活は基本的に下を向いている時間が長く、首に大きな負担がかかっています。
日頃から首のストレッチを行ってケアをしてあげることが大切。
気温はまだまだ夏の延長のような感じですが、彼岸を過ぎて確実に日が短くなっています。
早めに点灯し、「ここに車が走っています」と歩行者や自転車に気付いてもらうようにしましょう。
無灯火で自転車走行している人もいますので特に薄暮は慎重に!!
今月もご安全に!