熱中症は予防も応急処置も大切です!
今月の労働災害・無災害1000日運動7日目
R6年6月13日 労災事故発生
ボードを持って施工場所まで移動中、後方から高所作業車が来たため通路の端に避けようとしたところ、設備工事のスリーブ養生蓋が安全通路に転がっており左足を挫いた。
幸い軽い捻挫で済み、翌日から現場復帰。
他業種が出入りする現場では、ちょっとした不注意が事故につながります。
常に安全通路に物が落ちていないか、確認しておきましょう。
さて、先日梅雨入り宣言があり本格的な雨のシーズンと熱中症の時期を迎えます。
梅雨が短い分、雨量がまとまって降る等の情報があります。実際に南九州の方では線状降水帯が発生し、被害が出ているようです。
最近では、線状降水帯の予報が出るようになりました。
昨年の7月1日、50周年式典の前日も線状降水帯の影響で交通機関に大きな影響が出ました。
通勤時、河川付近の通行や現場が山間部にある場合は待機する等の処置が必要かもしれません。
今月のグループ会議にて、熱中症についての研修を実施しました。予防については現場の朝礼でも周知されていますが、今回は応急処置についても研修を行いました。
まず、熱中症の度合いがどの程度かを判断する。そして、その度合いについての処置です。
抜粋して皆さんにも紹介します。
※「働く人のいますぐ使える熱中症ガイド」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/content/001103539.pdf)を加工して作成しました。
恐ろしいことに、熱中症の後遺症で腎臓を侵され人工透析になる場合もあるようです。
先日、関東地方で今年一番の猛暑を迎えた時、ニュースで高齢の女性が畑で倒れているのが発見され、熱中症で亡くなったと報道がありました。
「自分は大丈夫」という過信が誰にもあります。災害時でも同じ、この過信が自信を被害者にしてしまいます。
「先手必勝!!」自分の体に置き換えて、まずは予防、重症になる前に処置をしましょう。
相変わらず繁忙期が続いていますが、無理は禁物ですよ(*^-^*)
今月もご安全に!