来年もご安全に
今月の労働災害・無災害1000日運動120日目今年も残りわずかとなりました。皆さんも何かと気ぜわしいことと思います。
NHKの大河ドラマ「どうする家康」も最終回を終えました。世論では史実とは全然違うとか色々な反論もありましたが、「戦なき世をつくりたい」家康ゆかりのある寺では獏を装飾に使っており、獏は鉄を食べるという言い伝えから武器になる物を無くす=戦を無くすという事で平安の世を作りたいというのは事実だったと思います。
実際に、徳川幕府が終わってから一気に日本は戦争国へと進んでいきました。
また、江戸時代はサステナブルな社会。普段着は全て古着、襟などのパーツは違う布を充てる。
そもそも子供の着物の作りは肩と腰を上げて縫われていて十数年は着れるように作られています。
それも使えなくなると雑巾やおしめに。鍋、釜、傘、下駄などすべてに修理屋が再生していました。
今、「金継ぎ」がブームとなっていますが壊れた茶碗などは修繕するのが当たり前。
かまどの灰も畑の肥料にするなど、捨てる物が殆どない世の中だったようです。
今から400年以上も前に、世界が理想とする世の中を作った人物なのだと私は感じています。
来年こそは紛争が解決し、平穏が一日も早く訪れる事を祈ります。
皆さま、今年一年ありがとうございました。
インフルエンザやコロナが流行しています。
どうか元気で新年をお迎えください。来年もご安全に!!