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心と身体の安全だより 2016年11月号

忘年会シーズンにむけて

今月の労災・交通事故0件 労働災害・無災害1000日運動298日目。
秋も終わりですね。このところ、日が短くなってきました。12月21日の冬至に向かってどんどん日が短くなり、なんだか気持ちも焦ってきます。はやる気持ちを抑え、安全運転を心がけましょう!(^^)!
また、今年の冬は寒くなる予報が出ています。突然の雪に備えて「冬タイヤ」の準備をしておきましょう!
そして、そろそろ忘年会シーズンです。飲酒運転は絶対にやめましょう!
まずは、あらかじめ何かを食べておくなど工夫して、翌日に残らない楽しい飲み方で、クリスマス・忘年会をおおいにたのしみましょう。

自発的な働きを目指しましょう

人には心があります。
その心がどの様な状態にあるかによって、仕事の質が変わって来ることは容易に察しがつくでしょう。
「やる」という自発的な意思が働いている場合は、やり遂げたときに感動があり、「楽しい」と感じることができます。その結果として、仕事の質は向上します。
たとえ失敗しても、「悔しい」という感情が湧き、それは後に成功をつかみとるバネにもなります。
一方で「やらされる」という心で、仕方なく働く場合はどうでしょう。
やり遂げたとしても<やっと解放された>安堵のため息をつくことでしょう。失敗しても悔しさはなく、<ああ、やはりダメだった>と余計に自信を失ってしまうでしょう。
そこには知恵も湧かず、工夫もありません。
実は人は「やらされる」方が楽なのです。自分で考えずにただ従っていればいいからです。
「やる」という意思を育てるには、日頃からより困難な状況に飛び込んでいくような精神が求められるのです。

責めるよりも再出発の機会と捉えましょう

人は必ず良い面を有し、同じくらい至らない面を持ち合わせています。
職場において、ある人のマイナス面が現れて、チームワークが乱れたり叱責されることもあるでしょう。
しかし、後で振り返ってみると、その出来事によってかえって職場環境が向上したことに気づく場合があります。そう考えると、社内で発生するすべての出来事は、なくてはならない喜ぶべき事象だと捉えることもできるでしょう。
何か困った問題が起きた時、言葉を発しなくても、心の中で相手を責めたり追求するばかりでは、職場全体の成長にはつながりません。
それよりも「他社は自分の気づかぬ心の癖や偏った内面を鏡のように映し出してくれる存在だ」と捉えてみましょう。マイナスに思える事柄が、実は改善面を示唆してくれる感謝の対象なのだと受け止めるのです。
ミスを指摘したり、教育的指導を施し合うことは大切ですが、咎めるのではなく「もっとよくなる」という視点を持ち合わせたいものです。

今月の心の安全

今月の心の安全「一度止まって正しい。考えるが正しい。」

「一度止まって正しい。考えるが正しい。」

今の時代は正しくても、時代が変わると正しくなくなることがある。
正しいという思い込みがミス、エラーの原因になることもある。
今を考えるのは大切だが、10年先を考えることも大事と知ろう。。