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心と身体の安全だより 2016年9月号

早め点灯を心がけましょう

今月の労災・交通事故0件 労働災害・無災害1000日運動237日目。
9月に入り、朝晩は過ごしやすくなってきました。彼岸花があちらこちらで咲く季節ですね。
彼岸を過ぎると、段々と日が短くなってきます。「自分は見えるから大丈夫」ではなく、車の存在を示す為にも早め点灯を心がけましょう。
季節外れのインフルエンザが流行っている、とニュースで見ました。
このところ、異常気象が続いていますが、それに準じて桜が開花したりしています。
せめて自分の身体だけは異常をきたさぬよう、注意してください。
今月も労働災害、交通災害ゼロを目指して頑張って行きましょう!!

和の心を持ちましょう

「何のために働くのか」と自分に問いかけた時、まず思い浮かぶのは「生活のため・利益のため・自己実現のため」といった理由でしょう。
加えて「人の役に立ちたい」という気持ちもまた、誰しも持っているのではないでしょうか。
明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる作家の武田恒泰氏は、「日本の建国精神は『和』である」と指摘します。
「和」とは「自分のことは後回しにする精神」で「日本国民はその和の精神によって統合されている」と著書の中で述べています。
社内で辛い思いをしている同僚に手を差し伸べる。街中の階段で見かけたお年寄りの手助けをする。
そうしたこと以外でも、「人のため、社会のため」という意識が一人ひとりの中に増えれば、私たちが元来持っている「和」の精神と相まって、社会はもっと住みよくなるでしょう。
自分の満足だけを求める原木は、いつか飽きがきます。人の喜びを分かち合うことで得られる喜びは、仕事への情熱を持続させます。
相手を思いやる「和」の精神を、仕事をする心の中心に置きたいものです。

家族の愛情に思いを馳せましょう

一般に「原動力」とは「物事の活動を起こすもとになる力」という意味です。
日々の仕事をきちんと進めていく為には、その原動力となるエネルギーを補給しなければなりません。
例えば食事です。食べることによってエネルギーが体に行き渡り、脳を始めいろいろな働きや活動が促進されていきます。
心のエネルギーになるものとして、まず思い浮かぶのは、喜びや娯楽などです。
また、自分が仕事に打ち込める環境をつくってくれる、周囲の配慮などを想い起こすことも効果があります。
駅までの送り迎えや手作り弁当、健康への配慮など、日々さりげなく受けている家族の愛情に思いを馳せるのも、心のエネルギーになるでしょう。家族の愛情は、豊かで穏やかな心を育み、仕事への気力が湧き起こる源にもなります。
心身の安定を図りつつ、日々の業務に万全の状態で臨みたいものです。

今月の心の安全

今月の心の安全「ミスは手順が解ってない。エラーは基本ができていない。」

「ミスは手順が解っていない。エラーは基本ができていない。」

ミスは、判断を間違えたから起こる。エラーは、行動の時に起きる。
野球で取り損なうことをエラー。捕球をして送球を間違えたらエラー。
プロ野球選手でも、キャンプの時は、基本を繰り返し練習する。