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心と身体の安全だより 2016年8月号

今月の労災・交通事故0件 労働災害・無災害1000日運動206日目(2016年8月20日現在)。
8月11日~16日の6日間、長い夏休みでした。
職人さんの中にはずっと現場に出られた方もいます。暑い中お疲れ様でした。
そろそろ夏の疲れが出る頃です。体調管理に気をつけて、今月も労災・交通事故0で頑張りましょう!

今年の夏は異常に暑かったですが、オリンピックも熱く燃えてましたね。
前回のオリンピックは東日本の震災の翌年、今回は熊本の震災、と悲しい出来事が続く中、多くの感動と勇気を与えてくれました。
東日本の震災では「絆」という言葉が流行しました。
中国では拘束するとか、邪魔をするとか、足元をすくうという悪い意味のようですが、日本では「絶つことの出来ない結びつき」「離れがたい結びつき」という美しい意味に成っています。
「絆」、これからもずっと大切にしたい想いです。

多目的コーナーとシャワールームが完成しました

多目的コーナーは、応接室にも休憩室にも使えます。
快適にすごせるように、多目的コーナー・脱衣室ともにエアコンがついています。
シャワー室には、シャンプーもボディ―ソープも完備していますので、現場が近い時など、大いに利用してください。

仕事の意義を見つけましょう

どの様な仕事にも、突き詰めていけば人の役に立つ意義が存在します。
「意義」とは「その事柄にふさわしい価値。値打ち」のことです。
最近、自分の仕事に対しなかなか喜びを見いだせないKさん。
今日も「行ってきます・・・」と営業に出かける姿に元気がありません。
その姿が気になったのか、先輩から「元気がないけど、どうした?」と声をかけられました。
「そう言えば先日、営業先でKさんの話になったよ。いつも笑顔で対応してくれるKさんに元気をもらっている、と褒めてたよ」と先輩の言葉を聞き、『こんな自分でも、人の役に立っていたんだ。とにかく笑顔を忘れず頑張ろう』と、前向きに営業に出られるようになりました。
Kさんは、このことを機に「自分はこの仕事を通して、誰かの役に立っているのか」と常に考えながら、前向きに取り組むことの大切さを学んだのです。
仕事は、必ず相手が存在します。
自分のことばかりにとらわれず、相手の喜びに仕事の意義を見出し、自分の喜びに変えていきましょう。

身嗜みを意識しましょう

「身嗜み」といえば、服装や髪型、化粧などを清潔に保ち、身なりを整えることだと思われがちです。
しかし、本来の意味は外見をよくするだけではありません。
「身嗜み」を辞書で引くと、「髪型や服装を整え、言葉や態度をきちんとして人に不快な感じを与えないようにする日常の心がけ」とあります。
鏡に映る髪型や服装など、目に見える部分を整えるのは基本的な事でしょう。
シワだらけの服や、寝ぐせのついた髪型、強すぎる香水や汚れた靴など、周囲への心遣いに欠けた姿は、不快感を与えるばかりか仕事に向かう姿勢まで疑われてしまうかもしれません。
加えて、日頃から「自分の言動が相手にどのように映るか」「不快感を与えていないだろうか」という配慮ができて、初めて「身嗜み」といえそうです。
自分の職業に相応しい身なりを整え、周囲からみても心地よさが感じられるような言葉や態度を心がけて、真の身嗜みを身につけたいものです。

喜んで働きましょう

人の心は周囲に伝播します。
明るい人がいると、その場も明るくなり一緒にいるだけで楽しい気分になります。
ゆえに、職場の雰囲気は、そこで働いている一人ひとりのこころによってつくられているといえるでしょう。
より良い職場づくりに向けて、次の三つの「喜んで」を心がけたいものです。
「喜んでやろう」
自分の職務のやりがいを自覚し一所懸命に働くとき、達成感や充実感など、自然と喜びが湧き、その喜びが周囲を明るくします。
「喜んで受けよう」
何かを頼まれたとき、「ハイ」と元気よく返事をし、喜んで引き受けるとやる気が増し、頼んだ人にも喜ばれます。
「喜んでもらおう」
お客様に喜んでもらう。
お客様に喜んでもらおう。
職場の仲間に喜んでもらう。
人からの「ありがとう」は働く原動力になります。

一人ひとりの喜びが、職場に活気を高めます。ひいてはそれが良い結果につながるのです。
まずは自分から、職場に喜びを発信していきたいものです。

今月の心の安全

今月の心の安全「困ったは改善のチャンス」

「困ったは改善のチャンス」

困ったことが起きた時は、考えるチャンスを与えてくれたと考えると、好機を与えてくれる。
ピンチはチャンス。チャンスはチェンジ。
違うやり方を考えて、チャレンジする機会を与えてくれたんだ。