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心と身体の安全だより 2017年1月号

失敗する勇気を

今月の労災・交通事故0件 労働災害・無災害1000日運動359日目。
平成29年、皆様には輝かしい新年を迎えられお慶び申し上げます。
お正月3日から仕事をされた方もいます。お疲れ様でした。
さて、年明け中旬に、山口・防府は大雪に見舞われました。
防府の勝坂では車がスリップして上がれず、運送に大きく影響が出たり、事故渋滞で出社が遅れる等ありました。皆さんは大丈夫でしたか?
3月のお彼岸を過ぎるまでは突然の雪が懸念されます。
十分気を付けて今年も災害ゼロを目指していきましょう!!
今年の抱負は、『失敗する勇気を』です。
失敗をするのは、上からの指示待ちではなく自らの考えで動き、知恵・経験不足によって失敗する。
それには必ず反省があり、新たに知恵を得て成長出来るのです。
失敗を恐れず、さあ行動しましょう!!

体の働きに感謝しましょう

年末年始はつい食べ過ぎたり、運動不足に陥りがちです。
体調はいかがですか?
口に入った食べ物は、黙っていても食堂から胃に送られ消化されます。膵臓からは分解酵素が分泌され、小腸での内容物の分解・吸収を助けています。
一方、筋肉も体を動かしたり、体温を上昇させる熱を生み出したりと大忙しです。寒い季節の肉体労働は、特に筋繊維に多量の血液を要します。
心がけたいのは、身体に声をかけることです。
たとえば、物を持ち上げる時に「腰さん、これから重い物を持ち上げるよ。よろしく頼むね。」と腰に手を当ててポンポンと軽く叩くなどして、メッセージを届けるのです。
声をかけ合うことが円滑な人間関係につながるのと同様に、適切な声かけや思いを向けることは、身体機能の潤滑油として欠かせません。
最も身近な存在である手足、内臓に対して「いつもありがとう」とひと声かけてみましょう。今日の動きが一段と活発になるに違いありません。

周囲を引き立てる働きをしましょう

「矢切の渡し」「東京だよおっ母さん」「王将」などの名曲を送り出した作曲家の船村徹氏が、昨年秋に文化勲章を受章しました。
船村氏は、26歳の若さで早世した作詞家・高野公男氏の「汗をかいて働いている人たちのためになる歌を作れ」という言葉をこれまで胸に刻んできたといいます。
そして、作曲する際には、何よりも歌詞に重きを置き「日本の素晴らしさを引き立てる脇役になりたい」と語っています。
自分の作る曲を目立たせようとするのではなく、歌詞をいかに引き立てるかを考えてきたからこそ、氏の作品は多くの人に愛され、長く歌い継がれているのでしょう。
人に笑顔を向ければ返されるのと同じように、人を引き立て大切にする人は、いつか周囲から引き立てられ大切にされます。
まずは身の回りの人を大切にする自分でありたいものです。

今月の心の安全

今月の心の安全「始 大丈夫!絶対光は射してくる!」

「始 大丈夫!絶対光は射してくる!」

新しい1年の始まり。
不安もある中で、希望に満ちた1年になることを信じ、覚悟を決めて。
さあ、笑顔で行きましょう!